インターホンの寿命

マンションの防犯事情

古いインターホンや防犯性能の低いインターホンを使い続けていると、空き巣など住宅侵入の被害に繋がる危険性があります。
カメラ付き・録画機能付きの最新のインターホンシステムであれば、防犯対策に有効です。
特に女性はモニター付きインターホンシステムの有無で入居を決めるかどうかの判断材料にすることも多く、
モニター付きのインターホンは入居者にとって必要な設備とされています。

出展：(財) 都市防犯研究センター JUSRIリポート 侵入盗の実態に関する調査報告書(8)より集計

集合インターホンと
個別のインターホンの違い

インターホンには「集合玄関型」と「住戸単独型」があります。
「集合玄関型インターホン」はオートロック機能のあるマンションのシステムです。エントランスに「集合玄関機」が設置され、各部屋の親機から遠隔でオートロックの解錠ができます。各住戸、エントランス、管理室などマンション全体がネットワーク化され、ひとつのシステムとなっているため、インターホン設備をリニューアルする時は、システム全体を取り替える必要があります。
なお、一定規模以上のマンションのインターホン設備は、消防法で自動火災報知設備と連動する機能を併せ持っています。

「住戸単独型インターホン」はオートロック機能がないマンションのシステムです。各住戸の前に設置した住戸玄関子機と、各住戸内の居室親機で構成されたタイプで、住戸単位で設備が完結しています。

多機能に進化している
インターホン事情

インターホンが日本の住宅で使われるようになったのは1960年代からで、当初は通話機能だけでした。
マンションではオートロックシステムの登場以降、インターホンの機能はエントランスドアの施錠やモニター画面による来訪者の確認、各種警報機器との連動など、大きな進化を遂げています。
モニター付きのインターホン設備は防犯対策としても効果的で、より安全で快適な暮らしができるようになりました。

リニューアル費用

日本のマンション、アパートに設置されたインターホンのシェアの大半はアイホン、パナソニックの2社メーカーで占められています。
弊社ではアイホン、パナソニックのどちらも取り扱いがあります。物件によりますが、実勢価格1戸あたり7～13万円くらいです。
戸数によって変動することもありますが、できるだけ安くすることを考えていますので、まずはご相談ください。

Q＆A

インターホン取替を検討しているのですが、見積もりや調査は無料ですか？

お見積り、現地調査、プランの提案は無料で実施いたします。お気軽にご相談ください。

工事期間はどのくらいかかりますか？

建物と工事内容によって異なりますが、20件ほどのマンションで共用部分が1日、住戸部分が3日程です。
住戸内の工事時間は、1件あたり30分から1時間程度かかります。

管理組合から住戸内工事の日程を居住者に連絡したり、日程を調整するのが大変そうなのですが…

居住者様への工事のご案内、日程の調整はすべて弊社で進めさせていただきます。

工事費のリース対応は可能ですか？

可能です。リース期間やリース料金など提案させていただきます。

マンションの1世帯のみの交換はできますか？

システムが販売中の商品であれば交換可能です。生産終了となった商品に関してはお取替えができません。
システム全体のお取替えか、故障の場合は修理対応となります。

修理部品は生産終了後いつまであるのでしょうか？

基本的に生産終了後、7年間は部品を保有しています。しかし補修用部品がある限り、修理対応いたします。
詳しくは当社担当者にご確認ください。

配線工事は発生するのでしょうか？

現場の状況により配線の引き換えなどが発生する場合もありますが、基本は既設配線を再利用します。

戸建はもっと安いようです。価格が違うのはなぜですか？

集合住宅用ですので、システム商品になります。オートロックとの連動や、セキュリティ機能を有しているため戸建とは仕様が違います。また、共用部の機器も多数必要となるため、戸建と比べて費用がかかります。

施工例

工事の流れ

分譲マンション等の管理組合様向け